蔵書を育てる、の意味
このブログのタイトルにある<育てよう>とはいったいどういう事なのか?
端的に行ってしまえば「蔵書を作る」という事と同意になります。
では「蔵書を作る」というのはどういう事なのか?
これは簡単な事で、本を集めれば良いわけです。
買うという方法が主になるでしょうが、貰うという事もあると思います。なんにせよ手元に自分の所有物としての本を集めていくこと、その結果、蔵書というものが生まれてくるのだと思います。
その際、自分の持っていない本だけを集めるという事だけが「蔵書を作る」行為ではありません。
持っている本でも集める行為を怠れない事はあります。
例えば自分の持っている本よりも美本が売っていた、帯付きが売っていた、サイン入りであった、と言った具合に、蔵書の規模は変わらないけど、質を高めるために集める事も出てくると思います(もちろんそれをするしないは集めている人次第ですが)。
そうやって、蔵書の規模を大きくしつつ、質も上げていく。
この行為を総じて「蔵書を作る」というのだと思います。
謀らずも上で「蔵書というものが生まれて・・・」と書いてしまいましたが、その過程そのものが如何にも「育てる」という感じに似ているという事からタイトルを「蔵書を育てよう」にしました。
そしてその育て方の方針、それが(蔵書の)テーマになります。
このテーマに関して、次回書いてみたいと思います。